葬儀の後で行なう銀行口座の手続きについて解説します!
銀行口座を持つ本人が亡くなると銀行口座は原則として預金の引き出しができなくなります
いわゆる「銀行口座の凍結」です。
このようなことが無いようにあらかじめ家族信託などの手段で手をうっておけばいいのですが、
なかなか準備万全とはいきません。
このように銀行口座のお金が凍結されて引き出せなくなった場合、
具体的にどんな手順でお金を引き出せばいいのでしょうか?
この質問が結構多くあります。
では、具体的な対応手順について解説します。
若干、銀行毎に必要書類や対応が違いますが、一般的なケースを解説しますね。
基本的な手続きの流れ
主な必要書類
1.被相続人の戸籍(除籍)謄本 ※発行日から3ヶ月以内のもの
相続人を確定するために相続人の調査を行ないます。
被相続人に関するすべての戸籍(除籍)謄本を取寄せます。
2.相続人の戸籍謄本 ※発行日から3ヶ月以内のもの
相続人全員の現在のものが必要
3.遺産分割協議書の作成
遺産分割協議書を作成します。
4.相続人の印鑑証明・印鑑 ※発行日から3ヶ月以内のもの
5.各銀行所定の払戻用紙や同意書等
6.預金通帳及び証書
7.キャッシュカード
銀行口座の手続きのポイント
銀行口座によって、必要な書類は様々です。例えば、戸籍謄本の原本の提出が必要な銀行もあれば、銀行側で写しをとったうえで返却してくれる銀行もあります。
原本は他の手続きでも使用するなど貴重なものですので、原本を返却してもらえるか、確認してみることも良いでしょう。
最後にまとめ
今日は、講座の名義人が無くなった時、銀行口座がお金を引き出せなくなる事態に対応するための手順をお話しました。
銀行口座の凍結は、